色素 カロテノイド

カロテノイド 抗酸化

体に良い


栄養成分食品の効用
食は生命を維持していく上の基本です。現代社会は、生活の多様性からか食生活が乱れ気味と言われますが、正しい食生活を送るためには、栄養成分の正しい知識が必要です.。当サイトは、食品の効果と必要とされる栄養成分の解説を紹介しています。
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◇ファイトケミカルとは!
ファイトケミカルは、植物が太陽の有害光線や虫から自身を守るために作り出す物質で、野菜や果物などに多く含まれます。・・・ちなみにファイトケミカルの「ファイト」とはギリシャ語で植物で、日本語では「植物由来の抗酸化栄養素」となります。




カロテノイドとは!?
カロテノイドとは、脂溶性の天然色素です。
その種類は大変多く、600種類にもおよぶといわれます。


例えば、野菜ではトマトやにんじんなどの緑黄色野菜やピーマン、ブロッコリー、果物では杏や柿、プルーン、オレンジなどに多く含まれます。


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カロテノイドの働きとは!?
カロテノイドは全て抗酸化作用があり、ガンを防いだり心臓病や脳血管障害、目の病気などにも有効です。


カロテノイドの中でも最も知られているのはβカロテンです。
これは、粘膜を強化させ抗酸化作用で活性酸素を抑制してガンを防ぎます。しかしβカロテンを単独でとっても効果はないようですから自然の食品からバランスよく様々なカロテノイドをとることが重要です。


リコピンはカロテノイドのカロテン類で、トマトに多く含まれる色素です。
このリコピンには、βカロテンより強い高酸化作用があることがわかってきました。


ルテインやゼアキンサン、βクリプトキサンチンはみかんなどの黄色い色を示すものです。
これらは、目の網膜や黄斑部に存在しており目の健康のために重要です。
さらに、βクリプトキサンチンは、柑橘類のβカロテンの5倍の発ガン抑制効果があることが確かめられています。特に温州みかんに多く含まれています。


カプチンは熟したピーマンであるパプリカの色素です。
これもβカロテンやリコピン同様の抗酸化作用がありますので、生活習慣病に大きな効果があります。
さらに老化による記憶力の防止や学習能力の維持にも効果的です。赤ワインなどのポリフェノールを含む食品ととるとより効果を発揮します。




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